数年前から、職場におけるダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)の在り方が世間で激しく議論される中、多くの組織がDEIの推進を強く宣言してきましたが、パンデミックと不透明な経済の逆風を受け、今、DEIが後退の危機に立たされています。
本レポートは、グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト調査の一環として、世界各国の1,827人の人事担当者と13,695人のリーダーからの回答を基に、自社のDEIの取り組み状況や重要な課題に対応するための所見をまとめています。
例えば、
>リーダーは、自社のDEIの状況をどのように感じているか?
>DEIは業績にどのような影響を与えているか?
>DEIに優れた組織が一貫して実施しているベストプラクティスとは?
DEIに投資することで、財務的にもリーダーシップ・パイプラインのリスクを軽減するうえでも、より優れたビジネス成果をもたらすことは、データから明らかになっています。
本レポートを自社のDEI推進の取り組みの検討にお役立てください。
ーダイバーシティの後退
ーダイバーシティが与える業績への影響
ー組織はDEIの約束を果たせず
ーインクルージョンが人材供給体制を強化する
ー燃え尽き症候群世代
ー質の高いDEIプログラムで成果をあげる
ーインクルージョンはオフィスを必要としない
ーDEIを成功させるための5つの重要な要素
本調査に参加した2,155名の女性およびマイノリティの上級管理職と経営幹部のうち、64%が自社の経営幹部を信頼しておらず、昇進のためには、転職しなければならないと考えています。
前回、2020年の調査と比べると、業績上位の組織では、女性リーダーの割合が2020年の30%から今回の29%への、若干低下しています。一方で、同業他社と比較して業績が平均以下の組織では、女性リーダーの割合が27%から23%へと大幅に低下しました。
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